自分メモとして最近読んだ本を。
恋愛中毒 by.山本文緒 (角川文庫) 吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説です。友人から借りる時、「怖くて途中で読めなくなった」とか「あれ、オゾマシイ女の執念よ」とコワイオーラをプンプン放っていたこの本。全然怖くなかったよ。むしろ共感(?!)できる感じ。1人の人を愛し過ぎてしまう水無月。過去の教訓から人を愛し過ぎないように気をつけていたのに、そんな彼女の前に現れたのが学生時代から憧れていた作家の創路先生。妻子ある先生との愛人との恋愛にそどんどん嫉妬心に狂っていく水無月。で、行くトコまで行っちゃうわけです。 先生がそんな水無月に言った「過去にもしもを持ち込むな」、という言葉が印象に残りました。 銀の雨 堪忍旦那 為後勘八郎 by.宇江佐真理 (幻冬舎) 為後勘八郎は北町奉行所の同心、今でいう警察官。下手人に対して寛大な処置をすることから堪忍旦那と呼ばれています。為後勘八郎が仲間と一緒に様々な事件を仲間と共に解決していく短篇集。初めて読んだ時代物です。登場人物が現実的だから喜んだり悩んだりしている様子がリアル。当時の江戸の様子も分かって楽しい。 読後感が良いの。とっても優しい気持ちになります。 女たちのジハード by.篠田節子 (集英社) 中堅保険会社に勤める年齢も性格も全く異なる5人のOLが繰り広げる、それぞれのストーリー。ある人は自分の城(マンション)購入のために奮闘し、ある人はより良い条件の結婚をすべくあの手この手で男を振り向かせようとし、ある人は英語で生きていきたいと躍起になったり、それぞれが自分の理想や抱える問題とジハード=聖戦を繰り広げていきます。時代背景が1996年あたりなので携帯が無かったり、結婚に焦る年齢がかなり若かったりと、今の時代からすればちぐはぐな所もあるけど、全体的にすごく楽しいすっかっとしました。ただうじうじしてたんじゃ何も変わらない。変わっていくことが大切というよりも、変わろうとする気持ちが大切なんだなと思いました。 ![]() スゴイ。 としかいいようがありません。 いつもそうですが、ブックレビューって何て書けばいいのかほんとにわからない。 小学生の時から読書感想文は苦手でした。blogの記事だってロクに書けないのだから、ブックレビューなんてもっと書けないのは当たり前。 書けないっていうか、自分の文章力・表現力のなさを痛感して凹む。こんなんだったら記事にしないほうがいいんじゃないの?って思う。もっと素敵な文章や表現力を身に付けるためにも、たくさん本を読もう!と思って本を読む。読んだらまたブックレビューが書けなくて凹む。また読む。凹む。 こうして魔のサイクルにハマるわけです。 でも記事にしちゃいます。記録って事で。 コレ、本好きな会社の方にお借りしたのですが。彼曰く、「安藤美姫が4回転ジャンプ着地を決めた」ような感じだと。あ、お借りしたのはオリンピック前です。 実際読んでみてワタクシが果たして4回転を決めたかというと、見事4回転ジャンプ着地成功を通り越して金メダル獲得という感じでしょうか。 だって夢中になりすぎて電車を乗り過ごしましたから!! 読んでみる?
おひさしぶりです。
昨日午後からボーっとして体調が何となく悪くて、昨晩は8時には就寝。 でもまだ何となく体調が芳しくなく、今日は会社お休みしちゃいました。 ひたすら寝てたから東京に今年2回目の雪が降ってたのも全く知らない。 昔なら多少の体調不良じゃ這ってでも会社に行ったものですが、最近はあっさり諦める傾向にあります。 良くないなーと自分でも思っているのですが、会社に行ってもどうせ暇なんだろうなーと思うと 仕事は忙しいほうが好きなワタクシは行く気が失せます。普通は反対か・・・。 1日お布団でゴロゴロ過ごしたら体調もすこぶるよくなりました。 明日からは会社に行かねば・・・・。 今日はゆっくりと本を読むことができました。 最近の通勤時間はnintendogsをいじっていて読書の時間がめっきり減っていて活字に飢えていたの。 読んだのはコチラ。 ![]() その日のまえに その日。 誰もにいずれかは訪れる「死」を迎える日。 いろんなカタチでその日を迎えることになった人々や彼らを取り巻く人々の心境が綴られています。 涙が止まらない本だと聞いていましたが、ワタクシには涙はありませんでした。 そのかわりいろんな事を考えさせられました。 ほんといろんなこと。 会社を 去年と比べても何にも進歩の見られない自分とか。 毎日を惰性で暮らしている自分とか。 本当の気持ちに背を向けている自分・・・。 自分のことだけじゃなくて家族のことやおも友達のコト。 いつか遠い将来にその日が訪れるであろう、と時間は有限なのに、 まるでいつまでも無限に続いていくかのように何も考えずに生活している自分。 自分がその日を迎える事になったら、その日まであと数ヶ月しかないと言われたら何をするのだろう・・・。 大切な人がその日を迎える事になったら、自分は何ができるのだろうか・・・。 今からその日のために準備をする必要はないし、準備もできないけど 自分にとって本当に大切なコトが何かを深く考えさせられる一冊でした。 唯川恵さんの本で一番のおススメかも!あなたへの日々 (集英社) 唯川恵 曜子、23歳。スイミングスクールのインストラクター。学生時代からの友人・徹也に求婚されるが、気持ちは固まらない。徹也のことは好きだけど、恋してはいない。そんなとき造形作家・久住のモデルをつとめ、激しく惹かれてゆく。だが彼は女性関係に奔放で束縛を嫌うタイプ―。愛してくれる優しい男と、不安で仕方がないのに愛してしまう男と。ふたりの男の間で揺れ惑う曜子の心模様。 (解説より) コレ、恋愛バトンの最後の質問そのものじゃないですか??? 読んでみる?? ごく基本的な恋愛小説を書こうと思いましたきらきらひかる(新潮社) 江國香織 江國作品はイロイロ読んでいますが、なぜか一番有名といっても過言ではないこの作品は読んでいませんでした。ドラマでやっていたお医者さんのお話のきらきらひかると勘違いしていてそんなに魅力を感じで無かったんですよ。 でもある時、いつものようにBOOK OFFで物色中に、江國さん自身が書かれた単行本のきらきらひかるのあとがきの一節が印象的で激しく読みたーい!!!と思い、そのままレジへ直行でした。 すごく良かった!! どうよかったの?? ・・・・と聞かれるととっても困ってしまうのですが。 でも何度も読み返したくなる、ワタクシにとって心地よくなる本です。 ホモの男とアル中の女の夫婦の物語ですが・・・・・ 映画化されていたんですね。知りませんでしたよ。 睦月が豊川悦司で笑子が薬師丸ひろ子。紺くんが筒井道隆。 内容をご存知の方なら笑子と紺くんは違うだろ?!と突っ込みたくなる微妙なキャスティングですが、内容が内容だけに演技力が必要とされるんでしょうね。DVDでも出ているみたいです。見てみたいかも!! NANA りぼんマスコットコミックス実はまだ読んだことないのです。 高校生に絶大な人気を誇るらしいこのマンガ。今までは全然興味なかったのに映画化されてTVCMでばんばん流れているのを見てたら無性に読んでみたくなってきた!!すごく共感できるって評判ですよね。 沢山NANA関連のHPもありました。矢沢あい占いとやらもありました。こちら。 おそらくO型であろうワタクシは「大崎ナナ」タイプでした。ナナって名前って事は主人公ですよね。どっちだ??歌うたってる方?? でも矢沢あいと言えば「風になれ!」「バラードまでそばにいて」でしょう。あ、年齢バレますか?? りぼん懐かしーい。なかよしと人気を二分してたよね~。ワタクシは両方買ってましたけど・・・・( ´ー`) ますます読みたくなってきた(゚∀゚ ) 漫喫行かなきゃ!! 博士の愛した数式 (新潮社)小川洋子 記憶力を失った天才数学者「博士」、と「私」、阪神タイガースファンの10歳の息子「ルート」。 この3人のちょっと切なくも優しい物語です。 博士は80分しか記憶がもちません。3人で過ごす日々は、「私」とルートの記憶には残るけど、博士の記憶には残らない。2人が帰宅して80分経てばすべてを忘れる。翌日にはもう1度初めて出会うところから始まる。博士も「僕の記憶は80分しかもたない」というメモ書きを見る度、どんな思いをしているのだろうか。自分の接する人が、大好きな人が、自分の存在を時間とともに忘れてしまう。このつらい事実に対して2人は目をそらさず博士との濃密な時間を日々過ごしていく。その日々が淡々と描かれてるんだけど、読む私たちの中にゆっくりと積もってくる。 この現実が、この物語に溢れるせつなさの原因だと思う。なんていうんだろ、すごくキレイな美しい小説でした。 この本、映画化されるそうです。最近小説の映画化がやたら多くないですか?? 数学博士には寺尾聰、家政婦役に深津絵里、その子供の成人した役には吉岡秀隆、数学者の姉役には浅丘ルリ子が決まっているそうです。2006年1月公開予定です。博士がどんな感じか画面で見てみたい。 パスタは週末のランチによく作ります。ある程度おいしく作れていますが、レパートリーが乏しいので毎回同じような味ばかり。トマトか和風ベースで、入れる具材によって若干風味が変わる程度の違い。 まぁおいしいんですけどね(*´v`*) バリエーションを増やすべく購入したのがコチラ。 LEE パスタの絶品 集英社(1260円) 本屋さんにパスタ本はたくさん並んでますが、パラパラめくってみて比較的レシピが簡略に書かれている物を選びました。これは簡単だし写真がどれもこれもおいしそうなものばかりで即決でした。 パスタの絶品というそのまんまのネーミングも気に入りました。 お家に帰ってじっくり読んでいてさらに驚きましたヽ(゚∀゚)ノ なにがって料理を作っている人です。リストランテ濱崎の濱崎龍一シェフ、アロマフレスカの原田慎次、リストランテヒロの山田宏巳、ラ・ベットラの落合務、アクアパッツァの日高良実ナドナドそうそうたるメンバー。うぉーヽ(゚∀゚)ノ 早速週末に作ってみたいと思います!!!!! 恩田陸 『夜のピクニック』 新潮社夜を徹して80Kを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。 親しい友人といろんな話をしながら一夜を歩き通す、その歩行祭で1つの賭けに出た主人公の気持ちを描いた作品です。 3年間ずっと胸に秘めてきたわだかまった想い、誰にも話したことのない秘密。 高校生最後の歩行祭、このチャンスでぶちまけようと思いながらも、やっぱり上手くいうことなんてできない、きっと分かってもらえないだろうとも思う。 でも、奇跡が起こった。あの一夜の出来事は紛れもない奇蹟だった。 登場人物の気持ちの揺れがリアルで懐かしく歯痒い気持ちになりました。 考えていることが高校生らしくて。 みんなで夜歩く。 たったそれだけのことなのにね。 どうしてそれだけのことが、こんなに特別なんだろうね。 この本は主人公の友達の残したこの一言が全てを表現しているように思います。 こんな風に考えたことなかったからなんだかハッとさせられるフレーズでした。 たったそれだけのことが特別なことになる。 特別なこと。 1人じゃなくてみんなといるから特別なことになる。 胸がきゅんとくる、ステキだなと思いました。 私は東京タワーが好きです。やたら好き。 東京タワーが見えると「あ、東京タワーだ♬♪」と思わず声が出ます。1人でタクシーに乗っていても呟きます。 誰も聞いちゃいないけどさ。 いつか東京タワーの見えるお家に住みたいものです(一生無理ですが・・・)。 東京タワーといえば、去年の夏に江國香織さんの本にありましたね。V6の岡田君と黒木瞳さんで映画化されたやつです。一時期は年下の若い男の子とお付き合いする女性のことを『東京タワー現象』と称されていましたね。 この本の岡田君が住む家は芝公園の傍で東京タワーがよく見える。 何を隠そうワタクシは江國さんの作品は好きです。 特にこの東京タワーと薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木が好き。 江國香織の本に登場する女性は不思議な人が多い。 大学で同じクラスにいてもきっと私はお友達にならないであろうタイプが多い。 悪い表現の仕方をしてしまうと1つのことに妙なコダワリを持ち固執しているタイプ。かな。 最近読んだ江國作品、『神様のボート』 これに出てくる主人公も不思議。 残念ながらあまり好きなストーリーではないけど、印象に残る表現がありました。 “箱のなか” もうすぎたこと、という意味。 どんないいことも、たのしいことも、すぎてしまえばかえってこない。 でも、すぎたことは絶対に変わらないもの。いつもそこにある。 確かに過去は帰ってこないし戻る事は出来ないけど、絶対に変わらない。 いつでも自分の中にある。 好きな時に取り出して好きな時に楽しめる。 楽しい思い出・悲しい思い出、いろいろあるけど、”箱のなか”大事にしたいです。 < 前のページ次のページ >
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